家は何十年も経つと劣化します。
特に内側よりも外側の劣化が激しいですよね。
内側は自分で掃除をするなりメンテナンスをするなりして何とかできますが外壁はどうしようもありません。
自然の汚れには勝てませんから。
そうなると必要となるのが「外壁工事」によるリフォームです。
「外壁工事」のリフォームだけでも何だか建物が新築になったような気がしますよね。
でもやはり「外壁工事」のリフォーム費用は高いです。
リフォーム費用
一般的な費用相場は下記になります。
1.外壁工事:30坪~40坪で約60万〜100万円程。
ただこれもいい塗料を使うとか、いい材料を使うとかなればもちろん金額は高くなります。
2.屋根工事:外壁工事もしたら屋根のリフォームも必要。
屋根だって立派な外壁ですし、高い所から見たら屋根が綺麗な家程新築に見えます。
そしてリフォーム費用としては約70万〜140万円程です。
なぜ外壁工事よりも屋根工事の方が高くなるのかと言うと、
屋根には廃材処分費がかかってしまうからと言われています。
でも安心して下さい。
外壁工事、屋根工事には自治体の「助成金」制度が使えます。
この助成金には審査があるのですがそんなに厳しくはないんです。
助成金とは
もちろん自治体によって細かな基準は違いますが、これらを満たしていたら検討して下さい。
1.税金の滞納がない。
2.家に住んでいる。持っているけど居住していない場合は無理なケースもあるとのことです。
3.過去に助成金を受けたことがない。
4.地元の業者に委託する。
5.耐用年数、使う塗料の制限。
1~3番はほとんど問題ないですよね。
そして今は大手が安いと言われていますが助成金を受けるためには地元の業者、
又は地元に支店のある大手業者に頼むというのが条件です。
地元の業者に頼んでみよう
都会ならば大手の業者に頼むという手もありますが、田舎だと中々そうはいかないですよね。
でも地元の業者は地元の業者ならではの良さがあります。
1.外壁工事、屋根工事をする前に実際に現場を見に来て丁寧な見積もりを作ってくれる。
地元の業者は地元のお客様を大事にしますから丁寧な見積もりを作ってくれます。
2.申請する際のアドバイスももらえる。
外壁工事、屋根工事の助成金を受けるためには自治体に申請がいります。
地元の業者はその方法を解っているので申請の仕方のアドバイスももらえます。
もちろん実際に申請するのは家主ですが、
書いたものをチェックして一度で審査が通るようにしてもらうのは十分に可能でしょう。
3.工事自体が丁寧。
もちろん大手が雑と言っているわけではありません。
ただ、地元の業者は地元の土地を良く知っています。
だからこそ、この地域だからこの塗料がおすすめなどそういった知識に優れているのです。
外壁工事は工事が終わってから助成金を申請することになるので最初から助成金を頼むから、
という事でちょっと見積もりが高くても素晴らしい工事がなされて
結果的に助成金である程度補えるので家主にとって損はないと思います。
まとめ
色々書きましたが、家も人間も一緒です。歳を重ねればいろいろ支障は出てきます。
人間は老化に勝てない部分もありますが、家は外壁工事、屋根工事
といったリフォームで若返らせることが充分に可能です。
そしてその若返りをかなえてくれるのはやはり地域密着型の業者です。
もちろん大手の所で見積もってみて少し値切ってもらおう、ということもできるかもしれませんが、
それよりも助成金を申請する、という前提で相談に乗ってもらった方が
工事する側もされる側も安心に繋がるでしょう。