株式会社SEENO

サイディング工事2通りの方法と手順

 

 

現在利便性や工期などトータル的にバランスが取れているサイディングがさまざまな場所で用いられています。
サイディングとは板状の資材で、それを張り合わせて住宅の一部が形成されていきます。
工期が短く済むなどさまざまなメリットがあり、今後も多くの現場で利用されることでしょう。

 

1.サイディングの種類

サイディングはいくつか種類があり、依頼人の好みや環境に合わせて選定されるのが基本です。
多くの場所で見かけるのが窯業サイディングで、ナチュラルで温かみのあるデザインが魅力です。
どんな雰囲気にも馴染み、周辺環境から浮くこともありません。
デザインのバリエーションも豊富なので、好みのデザインが見つかることでしょう。
金属系サイディングの利点は耐久性です。頑丈でしっかりしていて高級感もあります。
さまざまな場所に対応できるのもポイントです。
木質系サイディングの魅力は素朴な雰囲気です。
耐久性はほかの資材よりも劣りますが、自然で温かみがあります。
樹脂系サイディングのメリットは耐久性です。
長持ちするわりに価格もリーズナブルで、コストパフォーマンスの面でも優れています。

 

2.サイディング工事の手順

サイディング工事は手順を間違えると、耐久性に関わります。
正しい手順でおこなわれることが重要です。
まず最初おこなわれるのが見積りです。
見積りの時点で内訳をきちんとチェックしておきましょう。
本体の価格や工事費用、諸経費なども見ておくべきです。
不透明な点がないか確かめておきましょう。
足場の設置もサイディング工事の手順に欠かせないステップです。
足場がないと、作業スタッフの姿勢が安定せずに危険です。
また、作業の仕上がりに悪影響を及ぼすこともあります。
安定した姿勢で作業をすることは効率を高めるので、サイディング工事の際足場は必要と言えるでしょう。
次におこなわれるのが、チェックと補修です。
傷んでいる部分がないか、全体のチェックをします。
傷んでいる部分があれば、そこの補修をおこないます。
次が外壁の一部となる水切り、スターターです。
それを終えたら今度は本体の張りつけに取りかかります。
本体の設置が済んだら、その後はサイディング工事で欠かせないシーリング作業がおこなわれます。
シーリングは部材と部材の間を埋めて建物内に雨水の侵入を防ぐ役割を果たす重要な存在です。
また、建物は月日が経過するとずれが発生しそれが耐久性に関わるのですが、
部材をつなぐシーリングはそれを防ぐためにも活躍します。

 

3.工事は2通りある

サイディング工事には、張り替えと重ね張りの2つの方法があります。
張り替えは、既存の資材を剥がして新しいサイディングを張り付けていきます。
古いものが撤去され、新しく生まれ変わります。
施工費用は30坪の広さで約200万円から260万円程と高くなりますが、一新できるのが利点です。
工事期間は約12日から17日程の間になります。
重ね張りは、既存の資材の上に新しいサイディングを張り付ける方法です。
30坪の広さで約180万円から240万円程と比較的リーズナブルになります。
施工期間は約10日から14日程の間です。
サイディング工事をおこなう際は、日程に注意しましょう。
大体1日で終了する工事ではないので、サイディング工事のために家族のスケジュールを調整しなければなりません。
また工事の時期により、期間が長引くこともあります。
乾燥しにくい時期は、長くなることも視野にいれておきましょう。

 

サイディング工事には種類があり、それぞれのメリットとデメリットがあります。
また、工事方法も張り替えと重ね張りの2パターンあり、費用や状況に合わせて選ぶのが一般的です。