積層構造により高性能を実現!サンドイッチパネルの特徴と注意点
建築業界で普及が進む建材のひとつにサンドイッチパネルがあります。
サンドイッチパネルとは表面材の間に芯材を挟み込んだ積層構造のパネル素材のことです。
一般的に普及しているサンドイッチパネルは薄い金属板でプラスチックの芯材を挟んでいるものが主流です。
今回は、サンドイッチパネルの特徴と注意点について紹介します。
・優れた断熱効果
サンドイッチパネルの大きな特徴が優れた断熱性です。
サンドイッチパネルはアルミやスチールなどの薄い金属版で芯材を挟む構造をしています。
芯材には軽量で丈夫なプラスチックが使用されますが、
さらに充填剤として発泡性のポリウレタンなど優れた断熱性を持つ素材が使用されています。
従来のような金属板を直接壁に貼る工法では外部の熱が直接建物内に影響してしまいましたが、
断熱材を内包するサンドイッチパネルを使用すれば壁材をはるだけで簡単に断熱効果の高い建物が完成します。
従来型の断熱工法では壁材と内壁の間に断熱性の高い素材を取り付ける必要がありましたが、
サンドイッチパネルを使えば断熱材設置工事が不要になるため大幅にコストを下げながらも優れた断熱性が実現します。
熱を伝えやすいのが金属板の大きなデメリットでしたが、
サンドイッチパネルなら十分な断熱を確保できるので建材の用途が大きく広がります。
外壁と内壁の間に断熱材を設置する必要がないのでスペースを広くとれるのもメリットです。
・施工の手間を省いてコスト削減
サンドイッチパネルを用いることで施工コストの削減効果も期待できます。
サンドイッチパネルの施工はビス止めだけで完了するので、特殊な技術もスキルもいらずとても簡単です。
作業そのものが単純なので工期は短くて済みますし最低限の人数だけでも安全確実に設置可能です。
施工に必要な人も時間も削減できるので時間的にも金銭的にも大幅なコスト削減につながります。
サンドイッチパネルには上下に接続用の溝が形成されています。
施工時はパネル同士を溝で接続するだけで隙間なくきれいに設置できます。
職人の勘や経験に頼らず誰でもずれること無くピタリと合わせられるので高い仕上がり品質が期待できます。
初めての工事でもきれいに仕上がるので習熟のためのコストは不要です。
・火災には要注意
メリットの多いサンドイッチパネルですが、注意しなければいけないポイントもあります。
サンドイッチパネルを使用する際に注意が必要なのが「火災」です。
薄い金属板に可燃性の高い発泡剤などを挟み込んでいるサンドイッチパネルは
火災に非常に弱いという欠点を持っています。
しかし、近年は耐火性を重視したサンドイッチパネルも開発されています。
安全性を重視するなら耐火性をチェックしてサンドイッチパネルを選ぶと安心です。
株式会社SEENOでは断熱性、強度、防耐火性能が高く素材の機能性に優れている
サンドイッチパネルの施工を丁寧にスピード感を持って行っています。
SEENOのサンドイッチパネル工事の現場は、空港や競技場、大手保険会社の寮、大手企業の工場です。
これからも多くのお客様からご依頼を頂けるようどれだけ丁寧に速く施工できるかを追い求めていきます。
施工の手間が少なく性能が高いサンドイッチパネルは一般住宅だけでなくビルや大型施設でも使用されています。
火災に弱いという欠点には注意が必要ですが安全基準を満たした製品を選べば不安はありません。
建築業界でメリットの多いサンドイッチパネルの利用が今後ますます広がっていくのは確実です。
安心安全に使える建築物をめざすなら信頼できる製品、施工業者を選んでください。
窯業系や金属系のサイディング工事は埼玉県の株式会社SEENOにお任せ下さい。
会社名:株式会社SEENO(せーの)
住所:〒347-0115 埼玉県加須市上種足1266-1
TEL:050-8880-8771
FAX:048-577-4159
業務内容:屋根・板金・外壁一式工事